1.知っておきたい基礎知識
具体的な購入を検討する前に、まずマンション、一戸建て、土地の特徴や注意するチェックポイントを知っておきましょう。
不動産の種別とそのチェックポイント
【マンション】立地や広さ、間取りなど多彩なラインナップから、物件選びを考えたい方
- 共同住宅・区分所有建物ともいわれ、その区分建物ごとに販売されるもので、敷地権利形態は所有者全員による共有になっている場合が一般的ですが、借地権(地上権、賃借権)の場合もあります。
- 鉄筋コンクリート(RC)造、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造につき、耐用年数が戸建て(木造)に比べて長く、保湿性・保温性が高いのが特徴です。
- 一般的に一戸建てと比較すると、リフォームや増改築等の制限が多いです。
- 管理費、修繕積立金などがかかります。建物のメンテナンスに関わる管理形態と修繕計画などを確認しておきましょう。
【一戸建て】独立した空間、土地付きマイホームをお考えの方
- 土地と建物を一体として販売するもので、所有がはっきりしており、マンションの共有持分・区分所有権などのように権利関係が入り組んでいません。
- 一般的にマンションと比較すると、自由な増改築、建替え、リフォーム等が可能です。
(ただし、建築基準法等による制限があります) - 将来の増改築や建替えを考えて敷地と道路の接道状況や、建築制限なども確認しておく必要があります。
【土地】こだわりの家を自分で建てたい方
- 全くの更地や、古家付土地、建築条件付売地などがあります。
※建築条件付売地と表示のある物件は、施工会社等の制限があります。 - 間取りや設計プラン等、好みにあわせた建築が可能ですが、容積率や用途地域、地盤面の耐力、建築制限等、希望の家を建てるのに適しているかどうか確認の必要があります。
- 建築費用の他、古家付の場合解体費用がかかる場合があります。
2.購入条件の確認
住まいを購入する場合、新しい生活が始まって「こんなはずじゃなかった」ということにならないように、購入する動機や希望条件、購入希望時期など、予め整理・検討しておくことが大切です。
- 購入を考えた動機・目的(自宅用、資産運用等)
- 希望の広さ・間取り
- 希望物件の種別(マンション・一戸建て・土地・新築・中古等)
- 買物や公園等の周辺施設
- 購入希望時期(いつ頃から住むのか)
- 駐車場など希望の周辺施設等
- 希望価格(自己資金・諸費用等)
- その他住まいに関する設備等
- 希望エリア(沿線・駅、通勤時間等)
3.資金計画を立てる
購入したい物件の条件がまとまったら、次は資金計画を立てましょう。
分からないこと、難しいことは、じっくり・しっかり営業担当とご相談ください。
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