さていよいよ市場へ売出したのですが、すべての不動産が期待通りの価格と期間で成約されるという訳ではありません。冒頭でも申し上げた通り、不動産売却は 「市場との戦い」です。急ぐ・急がないの理由はさておき、予想の期間が経過しても売却できない場合は、価格の見直し、いわゆる値下げを検討せざる得ないの です。ご依頼の仲介業者から当然ながらそのような話が切り出されてきます。その対処方法、また見直しの判断に関して検証していきます。
売れない理由は?さまざまな理由があって売れないはずです。

- 価格設定が高すぎたから
- 売り物件が近隣に多くあるから
- 時期が悪いから
- 不動産会社の販売力不足
- 瑕疵要因があるから(建物が傾いている。忌み嫌う事件があった)
- 特殊要因があるから(高額である。店舗付住宅である、土地の1部が借地権など)
上記1,2,3に関しましては価格を見直しさえすれば、売れる可能性は高いと言えます。
また5,6に関してもある意味価格の見直しで対処できるケースもありますが、そうでない場合もあります。4に関しましては早急な対処をすることが大切です。単なる販売力不足なのか営業マンとの相性が悪いのかもしれません。