シニアにとって便利な住まいとは?
年を重ねると家族構成が変化してゆきます。子どもは独立し、夫婦二人だけになる、あるいは一人暮らしになることも少なくないシニア世代。
収入も年金だけになり、ライフスタイルも変わります。
そのような理由から「今の自分」にピッタリな住居へと、住み替えをするシニアが増えました。
熟年層が田舎暮らしに憧れる一方、シニアになると郊外から、もっと都会へ。病院、スーパー、駅が近い便利な生活スタイルも望まれています。
一戸建てからコンパクトなマンションへ住み替えするシニアも多いようです。シニアの「マンション選び」は、どのような点に気をつけるのが良いのでしょう? 確認していきましょう。
自分が最も優先させたいことを紙に書き出そう
まずは、周辺環境をチェックしましょう。駅から徒歩で行けるかどうか、内科、眼科などのクリニックは近くにあるか、スーパー、銀行、郵便局は徒歩圏内にあるか…など、周辺の環境は最大のチェック要素でしょう。
人にもよりますが、自転車は段々乗らなくなりますから、歩いて行ける距離での行動範囲を想定しないといけません。
また、カルチャー教室などに通う人は、電車やバスの利用がしやすいかどうか、タクシーを利用した際の金額等も確認しておくのがベターでしょう。
娘や息子の近くに住みたい人もおられるかもしれません。何を最優先にするかは人それぞれなので、自分が最も優先させたいことを紙に書き出していくと頭の中が整理しやすいです。
そして、実は最も大切な確認要素があります。マンションの場合、何階に住むかでライフスタイルが左右されるということです。
何階が良いかは、建物を慎重に確認して決めよう
では、シニアにとって何階に住むのが一番都合が良いのでしょう。1階が出かけやすいということは言えるでしょう。ただし、虫が多いとか、用心について考えると上階の方が安心という人もいるでしょう。また、団地タイプの1階では、5段ほどの階段がついているため、それならいっそ5階までエレベーターで行く方が良い人もいるかもしれません。
エレベーターがあるなら上階でも問題ないようにも思えます。
ただ、自分の部屋からエレベーターまでの距離は近い方がベターでしょう。停電の際にはエレベーターはストップします。地震や災害で長期の停電の場合は、階段利用になることを記憶しておきましょう。
さらにそのエレベーターは、救急車のストレッチャーが入る大きさかどうかも確認する必要があります。
何がポイントなのかというと、今は健康でも、いつ足腰が悪くなるかわからないので、車椅子になる可能性も想定して決断するのが大事だということです。 建物によって構造は違います。1階でも段差や数段の階段が不安材料になれば、やはり他の物件も見る方が良いでしょう。慎重にチェックすることをおすすめします。 完全なバリアフリーのマンションは難しいかもしれませんが、将来のことを考慮し、自分の「体にとってやさしい」物件を探すのが一番です。
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