地元の不動産会社と⼤⼿不動産会社の違いとは?それぞれのメリット・デメリット

部屋や家を売りたい・貸したい、買いたい・借りたい場合に利用するのが、不動産会社です。
テレビを見れば大手不動産会社のCMが流れていることもあり、大手の不動産会社を利用すれば安心だと思いがちです。
ところが実は、地元だけで展開する不動産会社ならではの強みもあるのです。

そこで今回は、地元の不動産会社と大手の不動産会社を比較し、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。

 

1.不動産屋は2タイプ                
不動産屋は、「地元の不動産会社」と「大手不動産会社」の2タイプがあります。

 

1-1.地元密着!地元の不動産会社
駅前に1店舗のメイン店舗をもち周辺に数店舗を展開するような地元密着型の不動産会社があります。

こじんまりしている店舗も多く、図面やウィンドウ周りは手作り感がある場合が多いです。
接客はマニュアル化されておらず、担当者のカラーが出ています。
親身に話を聞いてもらえます。

 

1-2.全国にチェーン展開!大手不動産会社
日本全国に100店舗以上チェーン展開している不動産会社が、大手不動産会社と呼ばれます。
首都圏のみで展開、関西圏でのみ展開するような大手不動産会社もあります。

CMをしていることも多く、店舗はイメージカラーで統一されています。
若いスタッフが多く、店内のカウンターは横長で多くのお客さんが来店していて活気にあふれる雰囲気の店が多いです。

 

2.地元の不動産会社を利用するメリット・デメリット  
まずは、地元の不動産を利用する際のメリットとデメリットをお話していきます。

 

 

2-1.対応エリアは限定的だが、該当地域の情報量は抜群
地元の不動産会社は、エリア内に古くから住む地主(売主)との結びつきが強いことが多々あります。
地元顧客を多く抱え込んでいるケースも多く、地元顧客との強いパイプ、独自のネットワークを持っているのは地元の不動産会社の強みです。

物件の購入または賃貸を考えている場合、治安の良し悪しや人気の学区など、ご近所さんしか知りえない情報を教えてもらえます。
希望の間取りを伝えただけで、間取りだけでなく既入居者や大家さんとの相所なども考慮してくれることもあります。

物件の売却を考えている場合も、物件の相場を細かく把握しているため適正価格での売却が望めます。
物件の購入を考えている顧客とのマッチングも上手です。

 

2-2.親身に対応してもらえる
全国展開している大手不動産会社とは違い、地元の不動産会社はその地域での評判が全てです。
そのため、長年地元で営まれている不動産会社ほど、顧客の満足度を高められるよう親身で柔軟な対応をしてくれることがあります。

 

2-3.物件を短期間売却するのは難しい
対応エリアや資金力が限られている地元の不動産会社では、物件を希望する人や客層も限定的で、あまりにも短期での売却は難しい場合があります。

それでも、買取サービスをしている不動産会社なら仲介よりも早期に売却できることもあります。
コネクションの有無によっても売却価格は違うので、地元の不動産会社だからと言って不利だとは一概には言えません。

 

3.大手の不動産会社を利用するメリット・デメリット  

次に、大手不動産会社を利用するメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

 

 

3-1.ネームバリューが絶大
CMなどの広告を多く打ち出している大手の不動産会社のネームバリューは絶大です。
物件を借りたい・売りたいと考えた時に、まず思い浮かべる不動産会社と言えば大手だという人も多いです。
ネームバリューによる集客力は絶大で、物件を早く売りたい、早く買いたい、借りたい人も早期に仲介してもらえる場合が多いのです。

 

3-2.横のつながり・ネットワークがある
地元の不動産会社が地域密着型なのに対し、大手の不動産会社は支店同士による横のネットワークが広いのが特徴です。
物件を探している際に、エリアが絞られていない時には大手の不動産会社のネットワークが有効です。
現在住んでいる物件を売却したお金で新居を購入したい場合にも、全国に顧客を抱える大手の不動産会社の方が、買い手が早期に見つかる可能性が高いです。

 

3-3.スピード勝負になりがち
大手の不動産会社で扱う物件は市場が大きく、契約もスピード勝負です。
ネット検索で目当ての物件が見つかっても、来店した時には既に他の人に決まっている場合も多々あります。
そのため、決まった物件が見つかると検討する時間が欲しい場合でも契約を急かされることもあります。

 

4.地元の不動産会社か大手の不動産会社、どちらを選ぶ?
地元の不動産会社と大手の不動産会社は、それぞれ得手・不得手があるのでどちらを選べばいいかは一概には言えません。

特定のエリアが絞られている人、住環境を詳しく知りたい人、ゆっくり落ち着いた雰囲気の中で物件探しをしたい人は地元の不動産会社が向いています。
また、物件を売却検討している場合、併せて賃貸活用も比較検討しているケースなどは、売却査定と賃貸活用シュミレーションの両方を行って資産活用という観点から親身に相談に乗ってもらえたりするため、地元の不動産会社に仲介してもらうのがおすすめです。

一方で、初めての上京でエリアが絞られていない人、何件も不動産屋を周る時間のない人、できるだけ多くの物件から部屋探しをしたい人は大手の不動産会社がおすすめです。
また、「いつまでに売りたい。」「関西から関東方面へ買い替えたい。」など、時間の制約や広域での住み替えを予定している場合などは、大手の不動産会社の宣伝力で早期に買い手がつく場合が多いのです。

 

5.まとめ                      
物件を売りたい・貸したい、買いたい・借りたい場合に利用する不動産会社ですが、地元の不動産会社か大手の不動産会社かで強み・弱みが異なります。
自分が不動産屋に求めるサービスによって、強みを生かせる不動産会社を選びましょう。

 

「株式会社トップライフ」は、
阪神御影駅の北口から徒歩10秒の目の前にある不動産会社です。
平成19年に創業以来、小さなことからお手伝いできる地元密着の不動産会社として歩んでまいりました。
代表者は大手不動産会社で一般住宅仲介業務に携わってきた経歴があり、大手不動産会社のノウハウも持ち合わせています。
不動産仲介だけでなく、空き家や空き地相談、賃貸住宅管理、不動産コンサルティングも行っています。
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

 

 

(リンク)

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