東灘区で不動産購入・売却をご検討の方必見!東灘区の不動産流通市況(最新)

私たちが不動産サービス事業の拠点としている、神戸市東灘区。このエリアは神戸市の他の地域(区)よりも、不動産やマイホームを探している方が多いとされています。また、東灘区と同様、灘区エリアや芦屋市・西宮市も不動産を探している方が多く、人気エリアにもかかわらず供給(売り物件数)が少ないのがこの地域の不動産流通市場の実情です。

そこで、東灘区内の不動産取引データを収集し、不動産流通市場における東灘区内の不動産取引の現状を様々な角度で検証してみました。


以下の不動産流通市場の取引データをご参考いただき、今後、マイホームをお探しのお客様などお役立て頂ければと思います。
※データ収集元:公益社団法人近畿圏不動産流通機構(令和4年3月~令和5年2月)

上記一覧表から見る東灘区の不動産流通市況
東灘区の人口は概ね21万人となり、神戸市内で2番目に人口が多く、神戸市全体の人口に対して約14%の割合となります。
①マンションについては比較的流通量が多く、中央区に次ぎ2番目の売買取引が多くなります。(参考:取引価格についても2番目に高くなります。)
②一戸建については比較的流通量が少なく、市内5番の取引件数となります。また、人口割合で見た場合、2番目に少ない取引件数となります。
③土地については比較的流通量が少なく、市内5番目の取引件数となります。また、人口割合で見た場合、3番目に少ない取引件数となります。
④その他については比較的流通量が少なく、市内6番目の取引件数となります。また、人口割合で見た場合、3番目に少ない取引件数となります。
尚、その他の物件の具体的な物件種類は、主に事業用不動産となります。

東灘区の不動産流通市場の取引市況を総合的に判断すると、マンションについては比較的流通量は多いですが、一戸建や土地・その他の不動産の流通量は、人口割合から見ても少ない傾向が見受けられます。また、東灘区内で、マンションと一戸建(土地含む)をお探しになられている顧客の割合は6:4という傾向から見た場合、一戸建て探しが難しい地域(一戸建ての物件情報量が少ない地域)であることが伺えます。

 

次に、東灘区内の不動産流通市場における駅別×種類別の取引市況データを纏めました。
ここでは、最寄り駅における相対的に見た物件種類別の情報量が伺えます。

上記データの検証
①マンションの取引市況については、六甲ライナー線(六甲アイランド)が最多数を占めます。また、2番目に多いのがJR線「住吉」駅周辺、3番目がJR線「摂津本山」駅周辺となります。これは、立地特性により、上位ランクされている駅周辺には大規模マンションが多く建ち並んでいることが結果として表れています。

②一戸建の取引市況については、阪急線「御影」駅が1番多いデータ結果となっています。理由は、阪急御影駅以北の広範囲にわたる地域も、バス路線経由で阪急御影駅を利用することとなるためです。また2番目の多い最寄り駅は、JR線「甲南山手」駅、3番目にはJR線「住吉」駅と阪神線「深江」駅がランクされています。2番・3番にランクされた駅も1位の阪急御影駅と同様の理由と想定されます。但し、阪神線「深江」駅については、立地事情が異なることから別の理由かと思われます。(上位ランクの理由は不明です。)

③土地の取引市況については、阪急線「御影」駅が全体の3分の1を占める割合となっています。その理由は、一戸建の取引市況と同様の理由が考えられます。また、阪急御影駅以北エリアも高級住宅街といわれる地域が多く、また、土地区画も大きいため、建築会社等による建売分譲事業よりも宅地販売の方が地域性に見合うことを鑑み、土地取引が多いのではないかと想定します。

 

■東灘区内の不動産取引に関する個別データについて。
弊社では、東灘区内のマンション別成約事例データや、一戸建・土地取引事例など、
東灘区内の不動産流通市場に関する様々なデータを保管しております。

今後、東灘区内での不動産購入やご売却をご検討の方で、参考資料をご希望の際は、お気軽にお申し付け下さい。不動産取引に関する有益な情報をご提供させて頂きます。