東灘区制七十周年記念『だんじり巡行』開催

令和4年10月9日(日)、東灘区制七十周年の節目の行事として、区内全32基が集結する「だんじり巡行」が開催されました。
私たちが拠点とする東灘区は、昭和15年に旧五カ町村が合併して誕生しました。
合併当初、約8万4千人だった東灘区の人口は、現在では21万人を超える神戸市内で2番目に多い(令和4年9月1日時点)行政区となります。
また、東灘区は若い世代が多く、この地で生まれ育つ子供たちが代々続く「だんじり」という伝統文化を受け継ぎ、それをまた次世代へとつなぐ循環が魅力ある東灘区を生み出してる大切な要素の一つと感じます。

 

 

東灘区のだんじり巡行

この、東灘区制七十周年記念「だんじり巡行」は、「本庄」「魚崎」「本山」「住吉」「御影」という地区が集まり、その地区からまたそれぞれの町内ごとに分かれ計32基のだんじりが集合します。
この規模は、「岸和田だんじり祭り」に次ぐ規模で、東灘区は「だんじりの街」としても知られています。

 

当日のだんじり巡行の内容

当初は、朝9時に東会場(白鴎橋)をスタートし、鳴尾御影線を巡業しながら住吉小学校⇒東灘区役所(記念式典会場)⇒御影クラッセ(西会場)⇒住吉公園(中央会場)のルートにて計32基のだんじり集団が巡行を行う予定でした。
しかし、当日は天候に恵まれず、昼前頃からは小雨が降り出したため安全を優先し、東灘区役所前での記念式典を行った後、各地区のだんじり地車庫へ解散となりました。

 

 

神戸・東灘のだんじりの歴史・特徴

そもそも「だんじり」とは、近畿地方で祭礼の時に引く「山車(だし)」のことです。
また、「山車」とは、祭礼のときに担いだり引いたりする“飾りが付いた「屋台」”のことを言います。
だんじりは、「引きだんじり」と「担ぎだんじり」があり、東灘区のだんじりは引きだんじりに分類され、その中でも「飾り幕・山形提灯・外ゴマ」があるのが特徴です。

江戸時代は、いまよりもっと小さな集落単位でだんじりが引き出されていたようですが、明治時代になり、現在のような形での祭りとなったようです。

 

最後に・・、だんじり巡行で感じたこと

私たちが拠点としている「東灘区・御影」。御影にも町内それぞれ計11基のだんじりがあります。
東灘区内では一番多い地区です。
「だんじり」と言えば、“下町情緒あふれる地域”というイメージを思い描く人が多いかと思います。
しかし、御影も、そして東灘区全体にも言えることですが、この私たちの街「東灘区」は、『閑静な住宅街』『雑貨屋やスイーツ店などが並ぶお洒落な商店街』『歴史ある街並み』『阪神間モダニズムの都市文化(美術館)(博物館)』『国際都市[六甲アイランド]』など、様々な特徴をもつ魅力あふれる街です。
この街には、多様な人々が住まい・生活をしています。だからこそ、活気ある街やコミュニティが形成されているのだと感じます。
今回、残念ながら「東灘区制七十周年記念だんじり巡業行」は雨天で短縮されましたが、このイベントを通じて、改めて〝だんじりの街「東灘区」“の魅力を思い感じた一日でした。

 

 

 

 

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