「マイホームを買うか買わないか」「買うとしたら、何時ごろ、どこに、どんなものを?」
こうした問いには私たちの多くが持っており、また、この疑問に答えようとする方々も多くおられます。
しかし、本人以外の人がこの答えを導き出すには一定の限界があります。
というのも、提示できるのは主に「外部要因」だからです。
外部要因とは、景気・住宅ローン金利や融資動向、需給やトレンドなどの住宅市場動向、
政策や税制などです。
こうした大きな潮流は、私たち個人が到底コントロールできるものではありません。
だからこそ私たちはマイホームの買い時を見極め、有利な住宅ローンや各種制度を利用し、
少しでも得をするタイミングや手法を探ろうとします。
ところが、実際にはマイホーム購入のタイミング一つとっても、なかなか思い通りにはなりません。
というのもほとんどの人にとって、マイホーム購入は「市場動向から見ると今は買い時だ」という
外部的な理由ではなく、「親と同居する」「子供の学校に合わせて」などの
「内部要因」が多くのケースで優先されるからです。
人間は経済合理性を第一に生きているわけではありませんから・・。
現実は「自分や家族の都合を考えると、今が買い時だろう。そのときにたまたま市場動向が自分にとって
有利・不利だった。」という方が大半です。
それでよいのです。
言うまでもなく、「自分の家族の幸せのため」です。
長年この業務に携わっていると、“新築住宅を契約したけれど、完成後の引渡しに前に離婚した。”
あるいは “入居後すぐに離婚した。”などというケースにも遭遇します。
経済合理性を優先してマンションを買ったものの、実はその物件は自分たちの生活に合っておらず、
決して快適ではなかった、それで夫婦間が不仲になってしまったという事例もあります。
こうなると「何のためにマイホームを買ったのか」ということになります。
もちろん反対に、マイホームを購入することによって、幸せになった家族もたくさんおられます。
幸せの定義や価値観は人によってさまざまです。
一番大切なのは自分や家族の幸福です。
その上で、より賢いマイホームの選び方やローンの組み方などのノウハウがあるはずです。
「なぜマイホームを購入するのか。」ということを、はっきりと意識付けすることが
大切ではないでしょうか。
・お問い合わせフォーム
https://www.toplife.jp/contents/category/contact/
・家、貸しませんか?
https://www.toplife.jp/lp/
・不動産を売りたい方
https://www.toplife.jp/contents/category/sell/
・オフィシャルサイト
https://www.toplife.jp/